発達障害とはいったい何か?解説します

発達障害

こんにちは。MASAです。

今回は、発達障害とは何か解説していこうと思います。

私自身も発達障害(ASDとADHD)を抱えているので、発信していくことで自分自身を知ることに繋がるかと。

ただし専門家ではないので気楽に書いていきます。

全ての内容が正しいとは限らないので、その辺は申し訳ありませんがご勘弁を。

また、それ以外にも個人的に気になった情報はどんどん書いていこうと思います。

発達障害とは?

脳機能の発達に関係する障害です。

他人とのコミュニケーションが苦手だったり、じっとしていることが苦手だったり多種多様です。

生まれつき脳の発達が通常と異なることで日常生活に支障をきたします。

個人的には、障害というよりはその人の個性や特性であると考えています。

発達障害と言われるものには、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などがあります。

他にも、チック症、吃音なども含まれるようですが、主にASDとADHD、LDが本などでも発達障害の代表的な症例として取り上げられることが多いようです。

個別の症例についてはまた別記事で書こうと思います。

今回は全体としてどういうものなのかを解説します。

なにが原因で発達障害になるのか?

まだ、はっきりとは解明されてはいませんが、脳の発達のかたよりが原因とされています。

育った環境とかでなく、生まれつきのものです。

先天性ともいいます。

主にコミュニケーションを司る内側前頭前野の発達が遅れています。

しかし、大人になるにつれて他の人と同じ体積になるとも言われています。

いまだにアホなことをする私にはちょっと疑問ですが。

またADHDは親から子に70%の確率で遺伝するとも言われています。

遺伝したとしてもちゃんと周りが理解して接してあげれば大丈夫だと思います。

どういう特徴があるのか

知能は他の人と変わりありませんが、行動面で特徴が出てきます。

  • 空気が読めない

これは主にASDででますが、

その場の空気、雰囲気を読むことが苦手です。

なので、分からない時は周りに合わせてニコニコしときます。

  • 忘れやすい

ADHDでよく出ますね。

言われたことも忘れるし、自分でしたこともすぐ忘れちゃいます。

要は脳のワーキングメモリが小さく、うまく働いていないのです。

あれ?あの封筒どこに置いたっけ?てな感じです。

  • 興味のあることにはとことん集中する

過集中ってやつですね。

ASDとADHD両方で見られるそうです。

ご飯を食べるのすら忘れるくらい夢中になっちゃいます。

確かに、好きな作業だと隣から声かけられても気づかずに続けるときもあるなぁ。

  • 計算がすぐできない、文字が読みづらい

LDの特徴で言われています。

暗算が苦手だったり、文字を読むことが苦手です。

って俺も暗算すぐできないし、本あまり読まないし、LDもあるんじゃねかなんて?

他にもいろいろありますが、このペースで書いてたら書ききれないので別記事で紹介します。

対人関係でストレスが多い

発達障害を抱えている人はその特徴から、ストレスを抱えやすいです。

一生懸命やっているのにうまく仕事が出来なかったり、相手の意図を上手く汲み取ることができないことがあります。

場合によっては仕事が円滑に進まないため上司や同僚から怒られてしまいます。

特に周りと同じようなことができて当たり前の日本の現代社会では、出来ないことにより自尊心が傷つき、その結果引きこもりや鬱などの二次障害にもなりやすいです。

それらを防ぐためには本人や周りの人たちの理解が必要です。

なるべく早い段階、できれば子供の頃に発達障害があることを理解し、お医者さんの指導のもとどういったケアができるか考えることが大切であると思います。

また、出来ないことを悩むより、出来ることを伸ばしていくことが大切です。

これは私自身ほんとうにそう思います。

周りと同じことをやっても失敗する場合が多いので。

逆に自分が興味を持てる分野を見つけて、それを伸ばしていく方に努力することが発達障害と向き合う上でとても重要だと思います。

向いている仕事は

ASD、ADHD、LDともに「デザイナー」が向いているようです。

人とあまり関わることがなく、その人自身の感性が役に立つ仕事だからですかね。

私は絵は苦手ですが、中学生の頃から「マインクラフト」というゲームが好きで

よく頭の中で作りたい建物や街を想像して実際にそのモノを作ろうとしてゲームを1日中遊んでいるので確かに「デザイナー」は合っているのかもしれません。

他にASDだったらコツコツと繰り返すことが得意なので「プログラマー」や「研究者」も向いています。

ADHDなら多動性、多弁を活かして「営業職」が向いていたりするようです。

発達障害を抱えている人とどのように接すればいいか?

これは、あまり本にも載っていないことなので私自身のことで書きますが、

正直、普通に接してくれれば問題ないです。

ただちょっと注意点があります。

思ったことを素直に話してしまうこともあるので、本気で受け取らないでほしいことと、

ちょっとした不注意でミスをしてしまうことがあります。

その際は、怒鳴ったりせずに大らかな心で注意すればその人自身も反省するので、良好な人間関係を築けるはずです。

要はドラゴンボールの孫悟空のように「まぁいいっか」精神で大らかに接するのが大切です。

その点さえ押さえておけば、あまり難しく考えず一人の人間だと思えば大丈夫です。

また、普通の人と異なった考え方、感性を持っている人もいるのでその感性を認めることも大切です。

診断を受けるべきか


この記事を読んでくださった方、全員に言いたいのですが、

もし自分のことやご家族について少しでも「変わっていることがある」と思ったことがある人はぜひ診断を受けることをおすすめします。

近くの精神科や心療内科で受けることができます。

問診票を書いて提出するか、脳波の検査を受けることでも分かります。

障害があることが分かると、これからどういった仕事をしたらいいのかなど対処法が分かってくると思います。

また、仕事に就けなくても障害年金など公的な援助の仕組みもあるためそれらを活用することもできます。

一人で悩んで、不登校になったり引きこもりになる前に早期に受診することが大切です。

まとめ

最後に「発達障害」といいますが、「障害」ではないと思っています。

これは現代の「他人と同じようなことが出来る」平均的な能力が求められる社会に合わないだけで

人によっては得意分野を活かして成功されている方も海外含めてたくさんいます。

ネットで検索すればいくらでも出てきますが、あのアインシュタインも発達障害だったと言われています。

なので発達障害を持っているからといって何も落ち込む必要はありません。

明るく前向きに生きていきましょう!

おわり。

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